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うっかり萌えた父親のエピソード
859 :
おさかなくわえた名無しさん
:2005/12/01(木) 19:19:25 ID:GwYc3W2P
父が明日から入院する。
さっき、「爪を切ってくれんかね?」と言ってきた。
「ははん、さてはデブでおなかがジャマなのだね?そうなのだね?w」というと
「ちがうのである。硬すぎて切れないのである」
む・・・・・明らかにハラがジャマなのに・・・負けず嫌いめ・・・
「切りたまえ、切りたまえ」と父が立ったまま言う。
「座らないのかね?」
「このままで良いのだ。切りたまえ」
足でクシャクシャと新聞紙を運び、そのうえに足を乗せて待つ父。
パチパチと爪を切り始める。父の爪はとても固い。そのうえ柔道のせいで
ゆがんでおり、切りづらい。
「はっ。」
父ががんばってかかと立ちをして、指を浮かせる。
「あは。父上、ペンギンのようだねw」
「皇帝ペンギン。ぺーんーぎーんー。皇帝ペンギン」
気に入ったらしい・・・・・母にも
「皇帝ペンギンの足は短いのだ」
と誇らしげに語っている。誇れる内容ではないことに気づけ、父よ。
切り終えると、「うはー」といいながらさわやかに自室へ歩いていった。
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0ch BBS 2007-01-24